インスタグラム単体の評価額11兆円超、買収額の100倍に
Bloomberg.com
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グループ全体に占める売上の割合が10%強で、Facebookの時価総額が570Bドルなので、100Bというのはちょっとほめ過ぎな気もしますが、仮に57Bと控えめに見ても1B買収額から57倍、大成功には違いありません。
最近ではブランドや芸能人から各国の政府首脳もPRに積極的に活用しておりすっかりPR・マーケティングのマストハブアイテムとなっているインスタは、ビジュアルによるコミュニケーションのスタンダード。
FacebookのPMIが素晴らしかったのか、そもそもFacebookとのフィットが良かったのか、あるいはインスタグラム自体がFacebookが買おうが買うまいが素晴らしかったのか。
答えはそのすべてなのだろうと思います。
ポイントは、創業者CEOのケヴィン̪・シストロムが未だにトップを務めている事。これはある意味で、FB社の下で資金繰りも煩わしい経営管理もIRも気にせずにプロダクトに集中できている故ともいえましょう。新しい形のエグジットと言えるかもしれません。その意味でもFacebookのPMIが上手いとも言える。売上ゼロで社員わずか13人の会社をフェイスブックが10億ドルで買収したとして、12年当時はバブルの象徴のようにも報道されたインスタグラムだけど、歴史上屈指の大成功案件となった。フェイスブックの買収戦略と、買収できなかった場合の模倣戦略は隙がなさすぎて恐ろしさを感じる
10億ドルで買収した時には驚かれたが、今となっては激安だったという結論になる。
なお、Facebook自体の時価総額は約60兆円、その1/6をInstagramが占めるという形。