「パナマ文書」新資料 個人情報悪用の実態明らかに
NHKニュース
362Picks
コメント
注目のコメント
こちらの調査に協力させて頂きました(※)。アンギラはカリブ海の人口1万5000人程度の本当に小さな島国です。法制度・登記制度もそれほど整っておらず、かなり稚拙な偽造文書で法人登記がなされてしまっている現状です。国のインフラレベルから考えると、これをしっかり整備していくのは色々と工夫が必要だろうなという気がしました。
なお、アンギラは英国領です。昨年のハリケーン・イルマとハリケーン・マリアで壊滅的なダメージを受けた際には、英国のボリス・ジョンソンが視察に行って復興支援を約束したようです。
いわゆるタックスヘイブンの多くが実は「英国領」であるという事実はそれ自体なかなか興味深いです。
※https://newspicks.com/news/3114350?ref=user_106235パナマ文書の取材は、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)と提携した世界のジャーナリストが行なっています。国内ではNHK、朝日新聞、共同通信がここに加わり、共同取材をしています。まさにグローバルとデジタルとシェアの時代にふさわしい全く新しい取材スキームです。朝日新聞の奥山俊宏記者が著書「パラダイス文書 ―― 連鎖する内部告発、パナマ文書を経て「調査報道」」にその内情を詳しく書いています。同業者として、彼らの仕事がとてもうらやましく思います。奥山記者は今年、司馬遼太郎賞と日本記者クラブ賞をダブル受賞しています。