メルカリが4000億円上場 —— 米中主導のプラットフォーマー覇権争いに日本企業
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注目のコメント
ついに本日メルカリ上場!
今回の資金調達で、USやUK、メルペイ、さらに新たなCtoCプラットフォームへの投資にフルスイングできますね。
また今回のIPOで、多くのVCやCVCにとてもないキャピタルゲインが流れます。このお金が、次のユニコーン、「メルカリ」に続く資金になりますね。このIPOが、日本のスタートアップが世界と戦うための大きな一歩になるのを祈ってます。
一方でこれで日本に代表的なユニコーンがいなくなるのもさびしい🦄(次はecboかな…笑)期待はしたいが、上場発表からコメントしているように、海外は立ち上がっていないのが実態。それはフリマが市場・アプリそれぞれにローカル性が強いこともあると思う。
頑張っては欲しいが、プラットフォーマーとして出ている企業とは、現時点では展開の度合いも規模も、まだまだ圧倒的な差がある。正直「覇権争い」のレベルにまだ入っていない。
外野が「覇権争い」とか言っているのは無視して、これからも事業にBoldに向き合って成長を続けて、リアルに覇権争いと言えるレベルになってほしいなぁと思う。【メルカリはこれから】
国内報道には、メルカリの時価総額が4000億円ですごい
というものが多い。たしかに、小粒な上場が多かった東証マザーズには、久々の大型案件であり、快挙であることは間違いない。
ただし、メルカリが、「新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレイスを創る」という理念を掲げて実現し、米中がガチンコ勝負を繰り広げるプラットフォーマーの覇権争いに割って入ろうとするなら、今の100倍くらいに成長しないと、話にならない。
逆に言えば、メルカリにはそれだけの期待がある。
政府には、あらゆる規制改革を行って、マーケットの期待を上回る同社の成長を後押しするというくらいの明確な意思が必要。
既存の産業とのバランスをとったり、メルカリの足を引っ張ろうとするわけのわからない勢力の圧力で、せっかくの成長の芽を摘むようなことはすべきではない。
産業構造は可変的なもの。
業界団体を持つような産業セクターは、すべて守りに入りつつあるもので、やがて過去のものになる。過去のものになる人々の話に耳を傾けすぎて変化を遅らせてはいけない。
世界的に広がるデジタル化の流れは不可逆的。
その認識を持って、既存の業界縦割りの金融・商取引法制の見直しや、プラットフォーマーが自由にデータを活用してビジネスを飛躍的に拡大できる近未来の社会環境整備を、急ぐ必要がある。