バイクシェアリングのOfo(小黄車)、中国国外での経営が資金繰り悪化の兆し
コメント
注目のコメント
●まだ乗ってない人は早く乗った方が良いです。特に、乗り捨てOKの中国で。本当に便利としか言いようがない。早くしないと体験できなくなるかもしれません。笑
●収益性についてはKaku k さんがご指摘の通り。単体の収益性を見ても仕方ないでしょう。
ただし、最近では各地方政府で新規投入の制限を始めているので、逆説的ですが、今後投資額の減少とともに資金繰りが好転する可能性はあります。
●ついこの間(6/1)、アントフィナンシャル100%子会社のファンドが、モバイク、ofoの競合である哈罗单车に350億円弱(20億元)投資しました。真偽のほどは定かではありませんが、すでに収益も出ているとのこと。市場成熟期に、先人に学んだ上でまくりに来るスタイルは今のアリババらしいと思いますし、そのうちofoも飲み込んでしまうつもりかもしれません。中国国外でシェア自転車が苦戦しているようです。
3月に日経ビジネスに寄稿した際に、ヨーロッパなど先進国で撤退が相次いでいる現象に触れ、中国の「労働集約型モデル」は海外にマッチしない点を指摘させていただきました。
「ニューエコノミー」、「デジタル経済」などといった言葉が中国でも横行していますが、中身を見てみると「比較的安い労働者」による労働集約型モデルであることがわかります。
ネットショッピング、シェア自転車、フードデリバリーなどは全てそうですね。
これはもともと労働コストの高い先進国では成り立ちませんし、最近中国でも賃金向上によりかなり厳しくなってきているようです。
【シェア自転車はこのままでは日本で普及せず】
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/112900054/031900006/OfoはAlibaba系(ちなみにMobikeがTencent/Meituan系)。今年3月にはAlibabaなどから約9億ドル調達した(①)が、なかなかに厳しそうな印象。
日本では和歌山市、北九州、大津市で展開(②)。今後どうなっていくだろうか?
①https://newspicks.com/news/2896108
②http://bit.ly/2HXIwy8