組織の「幸福度」を測りパフォーマンスを向上 センサーとAIを使い幸福度を高める行動を各人にアドバイス
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注目のコメント
以前「ビジネス顕微鏡」と呼ばれていたサービスですね。日立さんはむかーしからこの手の研究をされています。課題は運用の手軽さかなぁ(ウェアラブルでないものもたくさん必要なので)。
集団の幸福感に相関する「組織活性度」を計測できる新ウエアラブルセンサを開発
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2015/02/0209.html【ウェアラブルセンサーの可能性】
名札やスマホに高性能のセンサーを搭載することで、企業や様々な組織の「幸福度」を測定しようという日立の取り組みには以前から注目している。
幸福度の高い従業員は、仕事に集中できる、向上しようという意欲も自ずと高くなる、したがって、属する企業や組織の生産性も向上し、業績や株価にも影響が出る。
働き方改革の推進はもとより、株式投資、企業買収など、様々な分野で活用が広がる技術だとみています。「幸福度」と書いてしまうと、個人の主観としての幸福の度合いだったり、ブータンのGNH(国民総幸福量)や、フランスやイギリス、日本などでも検討されているGDPに代わる幸福度や生活の質を計測する試みを連想させるので、誤解を招きやすいですね。
だから日立ではあえて「ハピネス度」と違う表現を使っているのだと思うのですが、結局は受け取り手が「幸福度」と受け取っているので無意味な言い換えになってしまっています。
ここでの"組織のハピネス度"というのは、組織の業務上の活性度を指標化しているので、個々の人の幸福度と相関はあるとは思いますが、いわゆるベンサム流の「最大多数の最大幸福」とはまた別の概念で、もしかしたら強迫観念的にやる気になっている集団でも「ハピネス度」は高く出たりしそうな気がします。