【緊急独占】カルビー松本会長「RIZAPに移籍を決めた理由」

2018/5/29
驚きのトップ人事ニュースが飛び込んできた。
トレーニングジムを運営するRIZAP(ライザップ)グループの経営陣に、カルビーの松本晃会長兼CEO(70)が加わることになったのだ。
今年3月に松本氏がカルビーのトップを退任することが伝わるや否や、カルビーの株価は急落。その影響力の大きさを物語った。
NewsPicks編集部はその直後に、退任発表後初となる独占インタビューをお送りした。
そのインタビューの中でも「数社から“次”の打診が来ている」と率直に明かし、その去就が注目されていた。
そして、今回。6月20日にカルビーを退任後、6月24日付けでライザップの代表取締役COO(最高執行責任者)に就任するという、サプライズ人事が発表される運びとなった。
松本氏といえば、カルビーの会長兼CEOに就任する以前は製薬世界大手の米ジョンソン・エンド・ジョンソンの日本法人で9年間社長を務め、いずれの企業でも業績を伸ばした実績を持つ「プロ経営者」だ。
ライザップグループの瀬戸健社長(40)はなぜ松本氏を招聘し、なぜ松本氏はそれを受けたのか。松本氏がNewsPicks編集部の独占インタビューに応じ、新天地へ“電撃移籍”を決めた思いを語った。

瀬戸社長との付き合いは「まだ5ヵ月」

──新天地がライザップとは、驚きました。
そうですかぁ。いやぁ、私の話なんて、大したことないですよ。
──3月にカルビー退任が決まり、NewsPicks編集部のインタビューに応じてくださった際、「3〜8社からお声がかかっている」とのご発言がありました。