【解説】トランプは北朝鮮との「ディール」で日本を見捨てるか

2018/6/7
不安を募らせる日本政府
紆余曲折を経て、結局予定通り6月12日にシンガポールで行われる運びとなった米朝首脳会談。これに先立ち、日本の安倍晋三首相は今日(6月7日)、ドナルド・トランプ米大統領と会談する。
これまで掲げてきた「最大限の圧力キャンペーン」の旗印をあっさりと翻し、北朝鮮との対話に前のめりになったトランプ政権の姿勢に、日本政府が一抹の不安を感じているのが背景だ。
「北朝鮮が、長年の苦労を通じて獲得した、最大の抑止力である核兵器を放棄するとは思えない。慎重には慎重を期して、絶対にだまされないようにしてほしい」
最近、ワシントンを訪問した日本政府高官は、トランプ政権に対してこう釘を刺した。