ファミマ、ドンキ流コンビニ 陳列や価格再現
日本経済新聞
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面白いですね。ドンキ自身は驚安堂という業態でコンビニ実験をしていたと思うのですが、PBとノウハウをファミマに提供する方を選んだと理解しました。ただ、ドンキは売り場担当者に責任がある仕組みだと思うので、コンビニのようなトップダウンのシステムでも品揃えが機能するのか大変興味が湧きます。
ちなみに、ドンキの近くのファミマはどうするのでしょうか。結果がどうなるか気になる取り組み。
一般論としては、コンビニは店舗面積が限られている中で高回転商材が中心。それゆえに数が売れる商品が多くなって均一化も進んでいると思う。
逆にドンキは在庫・品数が多い業態(陳列の仕方含めて)。業態ごとの特性や重点を考えると、直感的には回転重視のコンビニでドンキ式というのは、良い組み合わせではない。ただやってみると、意外に結果が異なることもあり、吉と出るか凶と出るか。ファミマ、ドンキの組み合わせのシナジーとして、ユニーのドンキ転換が主として、その他はファミマの余剰在庫をドンキに流すのでは?と予想していた人はいましたが、ドンキの陳列をファミマに応用、という方向のシナジーを考えていた人は(自分も含めて)あまりいないのでは?
まずは実験でしょうからどのくらい取り入れられるのかは分からないですが、データを使った効率化で完成度を究極まで高めてきたコンビニが全く違う血を入れてみる、という試みは、温室箱入りで育った子供を不良学校に入学させてみる、的な感じもして、良い化学反応がおきるか、挫折して引きこもるかどちらになるか楽しみです