日大選手、22日に会見 反則は監督指示と主張へ
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反則行為を働いた学生には弁護の余地はないと思われます。
ニュースでは監督の指示があったかなかったかと議論していますが、彼が反則行為を働いたことと、指示があったかどうかは、もはや別問題です。むしろ、指示があれば何でもやってしまうというのであれば、彼にも問題があるのは明白。
今は監督ばかりが矢面に立っていますが、もちろん監督には監督責任がありますから追及されるべきでしょうが、監督の指示があったからと言ってそれを実行に移すというのは学生の意思になります。洗脳があって自己判断ができなかったということであれば話は別ですが、そうでないなら学生の罪です。反則行為、もっと言えば殺人未遂ですから、彼は自分がやったことの罪を認識する必要があります。
監督のせいにして逃げて終わりでは済まされません。事情があればあの行為が許されるのか。被害者の立場からすればとんでもない話です。私も最初から「いやいや、これスポーツのレベルで済む話じゃないだろう(汗)」と思っていましたが、被害届けで警察に動いてもらう方向になって良かったと思います。
あとは然るべき対処の後に学生の社会復帰を考えれば良いのでしょうが、今は問題点を明確にするべきでしょう。
注目のコメント
選手が会見をするのは自由だとは思いますが、『反則を行った選手の問題』と『反則をした選手が所属する日大アメフト部の問題』は、当然に別物ですからね。
仮に加害者である選手と被害者である選手が和解したからといって、日大アメフト部との和解が終わった訳ではありません。
そして、日大アメフト部として発言できるのは、その部の責任者だけです。ある会社の会社員が重大な不祥事を起こしたとして、会社を代表してそのミスった会社員が会見をするなんてありえないですよね?
そんなとき、皆さんはどう言いますか?
そうです。
「責任者を出せ!!」21世紀は透明性と可視化の時代です。隠し事はできません。日大はその意味をまるでわかっていないと思います。この時代に生きる若者が、こういう形で反撃するのは当然だと思います。そもそも年寄りたちの考え自体が邪なのです。若者を巻き込まないでほしい。セクハラ発言の録音も、悪質タックルの録画も、この時代としては当たり前の行為ですが、それを理解しえない要人たちが次々と失脚しています。SNSを使う人と知らない人の断絶は深いです。
選手の前に大学、監督が事情を説明するべきでしょう。
選手からすると味方がいない中で人生のリスクをしょった会見をさせられるわけで、酷でしかない。
唯一出てくるとしたら大学や監督が選手の言い分と違う方向でまとめようとしたときだけで、その時は敵対するつもりで覚悟してやるんでしょうが、今みたいな中途半端な状況では何を話しても誰も得しないと思うんです。
指示がなかった、といっても嘘つかされている、としてたたかれるでしょうし、指示があった、といったら大学や監督から反論に合う。これはやる前からかわいそうすぎる。