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2018/5/21
コミュニティづくりは、編集者やコンテンツづくりに関わる仕事はもちろん、プロダクト開発者やマーケターにもビジネスのヒントとなる。
5月に新著『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. ~現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ~』を刊行した編集者の佐渡島庸平氏が、コミュニティをビジネスに生かす際の留意点、そしてファンコミュニティを広げる具体的な方法論を明かす。
──企業のビジネス担当者が、自社のプロダクトに対するコミュニティを作りたいと思ったら、何を意識すべきなのでしょうか。
佐渡島 まず前提として、相手に物事を伝えるためには、相手が「聞く準備」を持つことが必要です。最近では大手企業のCMで、ちょっときつい表現をしたために、それがTwitterやFacebookに拡散され、簡単に炎上する事例が数多く見られます。
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注目のコメント
佐渡島さんのお話は、理論としての切れもさることながら、とにかく具体的。今回もファンコミュニティを形成する上でのプロセスについて、存分に伺いました。
作家とファンのコミュニケーションを洗練させてきたコルクならではのノウハウがまとめられていて勉強になりました。
後半の「熱量を持続するために必要なのはコミュニティの人数を急激に増やさないこと」というのも納得。特にオンラインがベースのコミュニティではここのコントロールが難しいところ。そういえば初期のSpotifyも紹介制で参加者の急増を防いでいましたね。
そして記事の締めくくりで語られるのは「幸せ」について。コミュニティの内側から見ると、つい視界が狭まりやすいものですが、なんのためにコミュニティをつくるのか、参加者にとってどんな幸せにつながる場になっているか、あらためて考えてみたいです。気づきの多い記事でした!
参考記事:
・「コミュニティ・ファースト」の時代が来る
https://newspicks.com/news/2202550
・熱が持続する場、持続しない場の境界線
https://newspicks.com/news/2561793
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