ネット広告社:インスタ悪用 組織ぐるみのステマ告白
毎日新聞
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注目のコメント
これは、いろんな意味で難しい問題です。ステマは、その悪質さに大きな濃淡があります。商品に好感して、それをSNSでシェアして、お小遣いが入ることは何も悪いことではないと思います。デジタル社会が私たちにもたらした果実とも言えます。しかし、それがお金儲けのために、と目的が変わると意味が違ってきます。そして、その境目を見抜くのは至難のワザです。私もインスタグラムのフォロワーが500人を超えた頃から、口コミ投稿アルバイトの誘いを受けるようになりました。この対策に奇策はありません。業界が自らを鍛え続けること、ユーザーがリテラシーを高めること、広告明示のモラルを共有すること。地道な取り組みが求められます。
筆者です。だいぶ時間がかかってしまいましたが、昨夏、「青汁ステマ」で話題になった企業が取材に応じ、謝罪と釈明を寄せました。弊社の表記ルール上、「アフィリエート」なのはご愛敬。
おおよそ予想通りの実態だとは思いますが、インスタグラム+アフィというのは、インフルエンサーマーケティングに近く、実態がつかみづらい。口コミと広告の境界を巡る諸々の現状の一つとしてお読みいただければ。ECサイトでもたまに問題になりますね。こういうのは発信者のモラルに頼るしかない。しかし、研究レベルでは「本当にこの人この商品・サービスを利用した上で書いてる?」ということを判別する技術も開発されています。
Ferreting Out Fake Reviews Online - The New York Times
https://www.nytimes.com/2011/08/20/technology/finding-fake-reviews-online.html