[9日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズ<UBER.UL>は「空飛ぶタクシー」の試験飛行に協力してくれる都市を国際的に募る。ジェフ・ホールデン最高製品責任者が9日、ロサンゼルスで開かれた会合で明らかにした。

ウーバーは昨年、最初の試験飛行の実施地をダラスとロサンゼルスとし、3番目の都市にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイを選んでいた。しかしドバイで計画が遅れており、新たに別の都市を選定する。

対象となるのは人口が200万人以上で地域内に分散し、中心部から少なくとも1時間以内に空港があって、ライドシェアリングサービスの支援に前向きな都市。2020年に試験飛行を開始し、23年に都市内での商用サービスを始める予定。

ウーバーの広報担当者によると、ドバイとの話し合いは継続するという。