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マレーシア下院選、野党連合が過半数獲得 初の政権交代へ

日本経済新聞
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    ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

    追記:これまで与党が盤石だったサバ・サラワクで56議席中29議席のみ。13年、08年の選挙はこのボルネオ2州で支えた。頼みの綱が陥落。
    (元コメント)
    歴史的瞬間。現地紙速報によると222議席中、連合与党79、野党連合113、マレーシア・イスラム党13、無所属・その他12。野党連合が単純過半数を獲得。ただ、非与党を全て足しても、憲法改正に必要な3分の2議席(148)には届かない。ごく簡単ですが選挙前のポイントは下記リポートで言及しています。

    「ASEANマクロ経済リポート2018年4月号」
    https://newspicks.com/news/3008966

    知り合いのマレーシア人たちは、殆どが野党に入れると言っていました。ただ、都市部インテリに偏り、与党の豊富な選挙資金や強い選挙基盤があるため、実際はどうかと注目していました。知人は野党か立候補の打診を受けていましたが、勝てる見込みが微妙だとかなり悩んだ結果、これで立候補しなければ、政権のスキャンダルを認めたことになるとして、立候補に踏み切りました。

    結果をみると、現政権への不満は相当なものだったようです。明日、明後日、マレーシアは公休日となりました。本日、現地時間の11時(日本時間正午)に行われる最大与党(だった)統一マレー国民組織の記者会見が注目されます。

    マハティール氏に注目が集まり、首相をやる流れですが、組閣や、そしてナジブ政権で動いていた開発プロジェクトの今後といった広い視点から注目すべきです。これまで野党関係者から聞いた範囲だと、無茶をやればマレーシア経済がダメになるのは理解している人が多く、現実的な折り合いを注視しています。野党にも、マハティール元首相、最近まで副首相だったムヒディン氏、他にも閣僚経験者がいます。

    また、マハティール氏と対立して与党を追われ、野党を設立したアンワール元副首相兼財務相が手を組むことになります。現在、服役中のアンワール氏は6月に刑期が終了し、補欠選挙などで議席を獲得する可能性があります。マハティール氏が高齢のため、アンワール氏にバトンタッチする可能性もありますが彼も70才。長年の対立後に円滑に協力が進むのか。あるいは他の人物が首相を引き継ぐのか。野党(新政権党)の二大カリスマの関係はとても重要。

    政権交代は与野党逆転に加えて政治の世代交代にもつながりそうです。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    (追記)国家元首は本日は新首相の任命を行わないことが表明されました。
     ナジブ首相は、会見を行いましたが、・選挙結果は合法なものであること、・首相の任命は国家元首が行うものであること、を表明するとともに、「単独過半数をとった政党はない」と述べて、野党連合によるマハティール政権以外の可能性もありうることを示唆しました。
     これに対して、マハティール元首相は、本日中に自分が首相に任命されるべきであると述べました。与党側から切り崩し工作をされたりする時間的猶予をつくりたくないのでしょう。

    極めて微妙なバランスの選挙結果です。野党連合は、過半数を1議席だけ上回っています。総議席数222、
    野党連合(希望連盟) 113
    与党(国民戦線)    79
    マレーシア・イスラーム党(PAS) 18
    その他(無所属や少数政党)    12
    もし国民戦線がイスラーム党と連立し、無所属議員等を取り込み、野党連合の一部を取り込めば、数の上では多数になります。

    マレーシアの憲法では、主権は国民ではなく統治者会議(スルタン等の称号をもつ君主たち)にあります。統治者会議の代表である国家元首が首相を指名します。国会での首班指名投票はありません。あくまで国家元首が指名した議員が首相になります。統治者たちは、現在の政府与党と経済的にも密接な関係にあり、野党連合を嫌っています。
     本日、日本時間12時から、ナジブ首相が声明を出します。その声明次第で方向性が大きく定まる可能性もあります。ただし、ナジブ首相自身の責任を問う声は、当然与党内で非常に大きくなるでしょう。


  • AWAY College CEO

    やりました!マレーシアに住む日本人学生も、昨日の夜は寝れませんでしたw

    自分自身、昨年お会いしたマハティール氏を応援していました。

    現ナジブ政権は、現地人からは良い印象はありませんでした。とりわけ、マレーシア中華系からは、話題になったフェイクニュース法案のような合理的ではない政策を行うナジブ首相には、陰で批判的な意見が多いです。

    にも関わらず、ナジブ首相が今回の選挙の直前にこうした政策を踏み切っているのには、大きな理由がありました。それは、対抗軸のマハティール元首相の出馬です。御歳92歳をこえるマハティール氏は、現役時代、積極的な変革を行い、マレーシアを発展させてきました。その変革の核が日本を見習う事を掲げた「ルックイースト政策」でした。そして、様々な不誠実な対応をしてきたナジブ首相を痛烈に批判してきました。

    私個人は、親日家であり、マレーシアであたたかな言葉をかけてくださったマハティール氏の再選を、マレーシアの未来のためにも願っていました。なので今回の選挙結果は本当に嬉しいです。

    ただその反面、混乱を心配しています。昨夜から既に、一部停電したり、住民と警察との衝突がありました。ここ数ヶ月は混乱が続きそうです。この点を是非、報じて欲しいです。


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