【塩野×木村】やり手のリーダーは「正しい問い」を投げかける

2018/5/4

リーダーは「踏み絵」を踏めるか

木村 組織は大きくなるにつれ、機能分化と個別最適化が起こりますので、結果的に同質化が進行し、大企業病に陥ることは一定程度は避けられません。
そこで組織を根本から変え、既存のビジネスモデルを壊す作業が必要になりますが、その推進役となるのが改革型のリーダーです。
従来、調整型のリーダーが行ってきたように、最大公約数の意見を集約し落としどころを見つけていくというやり方では、もはや改革を進めることはできません。
改革型のリーダーは、場合によっては反対する人が出ても、自分たちはこの方向に行くということを決めなければならないのです。