【塩野×木村】人を動かす「ダークサイド・スキル」の正体

2018/5/3
特集の後半では、清濁併せ呑みながら、アナログな人間関係の中で人を動かす「黒いリーダー力」について、『ダークサイド・スキル』著者の木村尚敬氏と、IGPI同僚の塩野誠氏が議論する。

アナログの人間関係は改革に必要

塩野 私の同僚である木村さんの著書『ダークサイド・スキル』が話題になっています。
組織を動かすためには、論理的思考能力や財務・会計知識だけではなく、他人を巻き込んだり動かしたりする泥臭いスキルが求められるという内容で、ある意味、実行力のあるリーダーが自然と行っていたことが、ノウハウとして体系化されています。
木村さんはこうしたスキルに注目が集まる理由をどう考えていますか。