米ツイッター、黒字確保 広告好調で増収
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ふつうにアメリカでも流行ってたからなぜ赤字なのかと不思議ではあった。今期はGoogleも同様、Facebookの広告ビジネスが沈んだ恩恵なのではとも思ってる。
昨年既に黒字は達成しているが、継続黒字基調が確認された格好。そもそもほぼTwitterというシングルサービス一本で赤字であった事が異常値で、今がまともな姿という評価が妥当だと思います。
DAUやトップラインの増加はトランプ効果かも、というのは冗談ですが、各国の国家元首はじめ大企業らエスタブリッシュメントへの浸透もじわじわ効いていると言う事はあると思います。決算を受けて、時間外取引では株価は約+3%。改善基調にはあったのですごい大きいプラスではないが、マーケットからの信頼を取り戻してきているという感じではある。
ちなみに、1年前と株価を比較すると、約2倍になっている。3月半ばに35ドルあたりになっていて、現在は31ドル程度。
決算自体を発表資料からもう少し細かく見ていくと、米国外での売上拡大が堅調でYoY+52%、米国と米国外で半々にまでなった。米国はほとんど伸びておらず、連結ではYoY+21%(QoQはQ4が年末商戦で広告好調なので減少する季節性)。ただ、米国については以前は減少していたのでYoYで下げ止まったことがポジティブだと思う。
なお、MAUについては合計3.36億人だが米国2割、米国外8割。MAUあたりの広告単価は米国が1.4ドル/月、米国外が0.36ドル/月という状況。ちなみにFacebookのMAUあたり広告単価は北米7.0ドル/月(年末商戦効果を除きたかったので2017Q3の数値、ちなみにFBも今日決算発表予定)、その他地域0.96ドル/月と圧倒的に高い(MAU自体も北米2.4億人、米国外18.3億人)。
MAUはYoY+3%なのだが、DAUはYoY+10%と伸びており、エンゲージメント率は上がっている
純利益については記事にあるように黒字化しているのだが、株式報酬コストもYoYで4000万ドルほど減少しているのも大きい(補足スライドのAdjusted EBITDA Reconciliationにある)。
決算資料:http://bit.ly/2HRQ9KR
過去決算Pick
2017Q4:https://newspicks.com/news/2810329
2017Q3:https://newspicks.com/news/2585583