アマゾン「当日配達ドライバー」の過酷な実態
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注目のコメント
かなりリアルな潜入取材記事だと思います。
属人的なノウハウやピラミッド型の下請け構造が支える宅配サービスの在り方は全体最適にはまだ遠いと感じます。
明後日の水曜日のJ-WAVE「PICKONE」マンスリーゲストとしての最終回は、もはや私のライフワークとなりつつあるこのテーマについてお話ししたいと思います。生々しいレポートですね。ただ、ヤマトの下請けだって同じと思いますよ。KPI管理はアマゾンの方がしっかりしてそうですが。
以前、ヤマトの下請けは配達完了1戸あたり150円で長年やってると出てましたので、そのままであればアマゾンの200円はかなり割りが良さそう。直近はヤマトも上げてるのかもですが、後発組の方が良い条件を出してるのか普通でしょうねバリューチェーンの自動化・AI化が進むとき、すべてのプロセスが均一に進むわけではありません。やりやすいところから始まります。そうすると、狭間にあるプロセスにしわ寄せが来ます。アマゾンでは配達だけでなく、倉庫内のピッキングもおそらく過酷でしょう。見えづらいですが、仕入れ業者にもしわ寄せがきているかもしれません。
問題なのは、過酷な状況を改善しようとすると、そのプロセスの自動化・AI化圧力が高まり、仕事を失う可能性が増すことです。だから、苦しくとも安くとも、仕事が消えて無くなるよりはましだと頑張ってしまう。中長期的には自動化・AI化は生産性向上に不可欠ですが、移行期の手当ては必要でしょう。労働時間制限・最低賃金・下請け保護、といった制度で守るしかありません。