3Dプリンター用金属粉体、今や金型も製作可能に
コメント
注目のコメント
積層による anisotropicity はどの位になってきたのですかねぇ
最近やっと、積層製造された多部品構造のトポロジー最適化(multi-component topology optimization for additive manufacturing: MTO-Aという名前にしました) の3D実装の大枠が何とか完成したので、次は積層によるanisotropicity をモデルすべきか考え中だったのですが、もうダイジョブならやらないでもいいかなと 大きな問題が解けるように、いま並列計算機用に移植中ですよ(学生さんにpython やっと説得) 8月にあるASME設計工学の会議でkeynote talk をやるので、そこで宣伝させてもらおうと思っていまーす
追記
Mani さん仰るように、この手の技術、NP製造業クラスタの一部筋ではずいぶん前から話題でしたねぇ 皆さんもどーぞ
https://newspicks.com/news/2856597
https://newspicks.com/news/2213863
https://newspicks.com/news/2827610
追記オワリ正直、すごい進化の速さ!
単なる感想になってしまうが、金型について従来は金属ブロックから切削して作る「マイナス」の製造法。そして3Dプリンタからだと積層して作る「プラス」(Additive)の製造法。それで同じ機能のものができるというのも面白い。
用途・モノによって何が適切かは違う。だけど選択肢が広がることで、一層の活用や効率化が進む。意匠面だけではなく、3Dプリンター金型のメリットは何と言っても冷却回路。
今までは冷却回路は直線的な穴あけを組み合わせて作っていた。
そのため冷却回路が曲線設計などが苦手で、「ここをもっと冷やせれば品質も生産性上がるのに…」と分かっても出来なかった。
それが3Dプリンターであれば意匠面に沿わせたり、螺旋を描いたり、自由な回路が作成でき、熱マネジメントが容易になるため意匠部の品質も上がる。
ただ鍛造品や物性の異方性(力をかける方向ごとに強度が違う)は注意が必要です。
今までのバルク感覚で加圧すると時々割れるので、現時点では試作金型扱いが多いです。
という中でsaitou先生の技術力の高さが半端ないです。