アリババが買収した香港有力紙、中国政府「広報紙」への変節

2018/5/2

ジャック・マーの資金で復活

114年もの歴史を持つ香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト(SCMP)」の新社屋。ある日の午後、社員らが子豚のローストを囲んで自社の目覚ましい業績回復を祝っていた。
購読者は急増しており、最近は新たなデジタル商品をリリース、記者の採用も拡大している。10年以上続いた経営不振と編集面の混乱を経て、同紙は今、IT系スタートアップのようなにぎわいをみせている。