「悪いのはいじめられた方」と言い放つ子 - いじめ予防教育はなぜ失敗するのか
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中野 信子 著「ヒトは「いじめ」をやめられない」 https://amzn.to/2uBgJ5f を読んで「あっ」と思ったのですが,記事にあるように,いじめは快感をさそう本能なのです.人間が集団で社会生活を営むためには,和を乱す人やフリーライダー,さらにそうなりそうな人を排除しなければならない.遺伝子に刻まれており,制裁は食欲・性欲より快感を生む.子どもは特にそれを制御できない.大人だって,教師だってそれを持っている.いじめはいじめられる方に問題があるという者,いじめに加担はしないが傍観している人,すべて同じ.それでは,どうすれば良いのか.それは...
子供は賢いからしばしば合理的な合意形成をしてしまう
今回の「いじめられるのはいじめられる方に原因がある」という主張は間違ってなくて、教育者がすべきなのは自分に都合のいい価値観の押し付けではなく、その原因のある子をいじめていい理由はないということを説き、それはなぜかを考えさせることである
(それを実行するためには教育者自身の深い理解が必要ではあるが...)
追記
私の中では当たり前だったのだが、「原因がある」ことと「だからいじめられた側が悪い」と言うことは全く違うものであって、両者の区別がついていない人が意外と多いことに驚いた
いじめた側の動機はいじめられた側に原因があることがあり、それはただの事実なのだが、善悪の問題とは全く別物である(更に言うと善悪とは何かをともに考えるのが道徳である)
対策、というが、まずは目の前で起こっている事実を冷静に見るところから始めなければならないのではないか善か悪かという二元論で話してもラチあかないよね。
いじめの心理はもう仕方がないことで、予防教育したっていじめは発生する。
その時に「いじめはよくない」と言っても無駄て、「なぜいじめたいと思うのか」という問いが大事なんでは?
…とかなんとかいって、大人になったってみんな「いじめ加害者」や「冷酷な傍観者」をやっているわけで、偉そうなことは言えないよな。