【ルポ】やめられない、とまらない。「中華白タク」の衝撃
2018/3/15
白タク流の「おもてなし」
日本流の「おもてなし」を自負する、違法な中華白タクの人気がとまらない。
3月上旬の正午過ぎ。羽田空港国際ターミナルの入国ゲートから、大きなスーツケースを抱えた中国人観光客が続々と出てきた。
日本に何度か来たことがあるのだろうか。手慣れた観光客らは、都心に向かう電車やバス乗り場に消えていった。そんな中、カートにスーツケースを積み、ベンチに座る二人の女性(30代)に声を掛けた。
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いくら規制で止めようとしてもテクノロジーの進化によるサービスは止めようがない。このままでは東京五輪に向けてなし崩し的にこのような白タクが広がって、最後はウーバーXも含めて自家用車の配車サービスを全面的に解禁せざるを得なくなり、根こそぎ外資に席巻されるという未来しか思い浮かばない。
「白タク」は利用者に罰則は課されない、ということで実際にどんなものなのか知人のタクシーに同乗しました。一般のタクシーというよりはリムジンという感覚です。
サービスが成長するか否か、そこにサービスを欲する消費者がいるかいないか。ここには「強いインバウンド需要」を吸収できるサービスができている、結局ポイントはそこなのだと思います。
日本で「白タク」は違反と摘発するのも理解できます。ただ新たな需要を満たせるサービスをどう日本が作っていくか、という方向の話がより大切なのではないかと個人的に思います。
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