【企業研究】リクルートを知るための15記事

2018/3/3
NewsPicksオリジナル特集の中から、学生に人気の高いリクルートを知るために便利な記事をセレクトしました。

IT×グローバルで変わる採用

屈指の学生人気を誇るリクルート。かつては営業のイメージが強かった同社だが、ビジネス環境の変化に伴い、求められる人材像にも変容が生じている。
IT人材開発部・部長の中村駿介氏が、その採用方針を余すところなく語った。
就活生の視点からリクルートの選考を見ると、また違うものが浮かび上がる。リクルート内定者は面接でどのようなエピソードを語り、その何が評価されたのか。

急成長のウラにあるもの

躍進を続けるリクルート、その時価総額は4兆円を超えるまでになっている。同社はなぜわずか3年でここまで拡大したのか。
リクルートホールディングス社長の峰岸真澄氏が成功の要因、そしてIndeed買収の舞台裏まで詳らかに明かす。
成功の一端には、一貫して「人に賭ける」姿勢と、チャレンジを繰り返させることで意思を持つ人材を見抜くシステムがあった。
リクルートの拡大に伴い、グローバル規模での人材獲得競争も、自ずと熾烈なものとなる。しかし峰岸氏は人材の獲得にも自信をのぞかせる。その理由はリクルート社の事業領域、そして理念にある──。
売上843億円で83%成長と、まさに世界が驚く快進撃を見せるIndeed。有数のビジネスパーソンもマジックと驚嘆するその成長を、CEOの出木場久征氏はこう振り返る。
マジックは使ってないですけども、本当に大事なことは、お金を追っかけないということだと思うんです──。

海外展開と新規事業

海外に打って出たリクルートを世界はどう見ているのか。課題と強みはどこにあるのか。モルガン・スタンレーMUFG証券エグゼクティブディレクターの津坂徹郎氏が、豊富なデータから読み解く。
ここまで重厚な解説が続いたが、事業領域も多岐に渡るため、なかなか全体像が見えてこない読者もいるはずだ。
そこで本稿では図表を多く取り入れたスライドストーリーで、豊富なデータをわかりやすく伝える。
リクルートはシリコンバレーにもAIの研究拠点を有する。そのトップは連続起業家としての実績もある世界的AI研究者、アロン・ハレヴィ氏。同氏が活躍の場としてリクルートを選んだ理由、そしてリクルートで描く未来が明かされる。
リクルートの強みは、大組織が絶えず新規事業を生み出し続ける点にある。その真髄はどこにあり、日本の大企業はリクルートから何が学べるのか。
『リクルートのすごい構“創”力』を上梓した、ボストン コンサルティング グループ日本代表の杉田浩章氏が明かす。

OBが語るリクルート

Jリーグチェアマンの村井満氏は、リクルートの新人研修で「あわや首が飛ぶ」大失敗をしでかしたという。しかし当時の上司が、村井氏にかけた言葉は意外なものであった。
かつて大きな話題を呼んだ名特集「リクルートとは何か」では、堀江氏の豊富な知識と鋭い質問力により、リクルートの本質が明らかになった。
名著『リクルートという奇跡』を執筆した藤原和博氏は、海外展開を進める現在においても、「採用」こそが成否を握ると言う。
リクルートの本質は「雑種」であり、だからこそ多くの優秀な人材を惹きつけてきた。藤原氏はリクルート創業者の江副浩正による経営手腕を「徹底した合理性の経営」と表現する。藤原氏が見た江副浩正の「A面とB面」とは──。
続いてはリクルートでなどで手腕を発揮し続けた東正任氏が登場。自らを藤原氏との対比で「裏看板」と称する東氏、江副浩正の出会いはリクルートの採用面接だった。
当時「チリ紙交換のお兄さん」であった東氏に、江副が目を付けた理由とは──。
サイバーエージェント社長の藤田晋氏も、リクルートの人材育成メソッドを絶賛する。若手時代にリクルート出身の経営者による薫陶を受けた同氏が、成長できる場としてのリクルートの魅力、そして就活生の持つべき視点について総括する。