【業界研究:金融】銀行、証券、VC、仮想通貨を知るための15記事
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注目のコメント
この記事の後半にあるような仮想通貨周りやFinTechについての知識までちゃんとキャッチアップしている学生さんであれば、そもそも日系大手金融は志望しないでしょうね。その辺りの知識がないから、大手金融を志望している人が殆どの印象です(学生接点での体感値です)
じゃあそこまでリテラシーが高い学生で、金融興味ある学生はどうするか?というとFinTech周りのベンチャーを探すか、ベンチャー界隈で出身者の活躍が目立つ外資金融に目がいくようです。
ただ、この記事中にも松本大さんのゴールドマン時代の話って過去記事が掲載されていますが、80年代後半のゴールドマンは日本ではベンチャーみたいなもので、金融の外資規制緩和の流れや金融ビッグバンに向けての当時の金融テクノロジーを駆使して急成長する新興勢力だった時代背景も把握すべきです。
当時は大蔵省、日銀、長銀、興銀などの就職ランキングがある中で、就職偏差値的なスケールにプロットできないぐらいマイナーで誰も知らないカタカナの投資銀行(この言葉も当時一般的じゃなかっったはず)を選んだその世代の外資金融出身者は、今の外資金融への就職を求める層とは全く違うタイプの学生だったはずです。
長い目で俯瞰すると、常にフロンティア的な未開拓領域を拓く新興勢力の中から次のスターが生まれるサイクルがあるんだと思います。銀行にいながら私のような職務をしている人間もいますゆえ、「業界」を知ることも重要ですが、その業界に入ってどのような「職務」に就きたいのか、その結果としてのどのようなスペシャリティを獲得すれば業界横断的な人間(私はあまりそういう人間でもありませんが)になれるのかを検討すべき時代になっていると思います。
金融業界として括るのはチョット無理ありますね...。
証券業界も、対面/ネット/外資でまるで違ってきているのが実情。
確実な事はICT化が更に進むであろう事で、金融業も(特別ではなく)サービス業であり情報処理産業であると言う事だと思います。