トヨタが国内販売を「地域ごとの営業体制」に変える理由
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マガジンXがスクープしているように、トヨタは国内販売網をカローラ店とトヨタ店を軸に集約することを考えています。普及車クラスと高級車、SUVミニバンクラスですね。
ただし、トヨタは急いでもいません。それはトヨタの国内販売会社の多くが地場資本だからです。地場資本の経営者は国内市場の先細りに危機感を覚えています。トヨタのお店が多すぎることは知っているわけです。が、やはりそこは「総論賛成各論反対」。自分の会社のことが先に来るのは仕方のないところ。
とは言え、多くの販売会社が三代目、四代目の経営者になっており、頭の柔らかい経営者が増えていることも事実です。
エリアごとに正副社長が国内販売を見ることの背景には、エリアごとの事情に合わせて販売網の最適化を図る狙いがあると思います。再編には強いリーダーシップが必要ですものね。国内の体制変更だけでなく、「人事方針」という別の観点でも見るべきニュース化と思う。具体的にはディディエ・ルロワ氏が近畿トップになっていることなどが、とても目を引く。
これまでのチャネル体制→地域体制という変化に加えて、執行役員のうち社長・副社長全員、これまでの職責(国内・海外だったり、営業・製造・開発など)に関わらず、国内のどこかの地域の担当となっている。
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/companyinformation/officer/