【家入一真】資本主義に疲れた人々の「次なるよりどころ」
NewsPicks編集部
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注目のコメント
コインチェックの問題が発生したタイミングだけに、家入さんの指摘にはドキリとさせられます。
>時折、マウントゴックス事件のようなトラブルがあって、債権者が「何とかしてくれ」と中央権力である国や警察に助けを求める様子を見ると「いやいや、仮想通貨ってそういうものじゃないでしょ」と思ってしまいます。「資本主義疲れ」とか、それにより求められるのは宗教だ、いう類の論説は古今東西ずっとあるものです。
またそもそも資本主義の限界については既に四半世紀前にドラッカーがポスト資本主義社会を書いたあたりからアカデミックの世界でも実経済においても研究が進んでいます。
基本的にはグローバリズムとテクノロジーの進展による社会構造の変化に個人がどう適合し幸福を実現していくかという話ですが、グローバリズムは500年前の大航海時代、テクノロジーは200年前の産業革命からずっと続いている現象であって、ここにきて新たに起きている事情では何らありません。が、若い人はいつの時代もそう思いがちであるという典型的なテーマです。そういうテーマにおいてまさに歴史のお勉強が大事です。
しかしテクノロジストの家入さんの真骨頂、この見方だけは時が時だけに唸りました。
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時折、マウントゴックス事件のようなトラブルがあって、債権者が「何とかしてくれ」と中央権力である国や警察に助けを求める様子を見ると「いやいや、仮想通貨ってそういうものじゃないでしょ」と思ってしまいます。