パルコ、イオン、伊勢丹も頼るAIベンチャーの正体

2018/1/25
オンラインショッピングと同じように、オフラインの「リアル店舗」でも顧客の行動分析を行う「店舗テクノロジー」。
第1回では、コンビニ大手ローソンの取り組みを紹介した。
カメラやセンサー技術を取り入れ、リアル店舗のデータを分析できるのは、いまやローソンのような大手小売りに限らない。
第2回は、こうした分析を可能とするプラットフォームを低価格で小売店に提供する、ベンチャー企業のABEJA(アベジャ)を取り上げる。
2012年に創業したアベジャは、ディープラーニングを活用した人工知能(AI)技術によって、ビジネスの効率化・自動化を促進するサービスを提供している。
(写真:matejmo/iStock)
小売店舗における導入事例は、いまや三越伊勢丹ホールディングス、イオンリテール、パルコなどの大手も含め、420店舗以上にのぼるという。
果たしてどんなサービスなのか。その実力は。2015年からアベジャのサービスを使って店舗レイアウトの改善を行っているのが、メガネ専門店チェーンのビジョンメガネ。
営業部関東統括マネジャーを務める臼倉旦人氏に、その「威力」を聞いた。