三条市の救助バス提供を断る 信越線立ち往生の際、JR新潟
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注目のコメント
新潟市民です。
あの電車に乗ってた訳ではないですし、その路線も使ったことがないので周辺の状況はわかりませんが、僕はあの積雪量には恐怖を覚えましたよ。
ウチの80超えたジイさんもこんなの初めてだ、と言うくらいでしたし。
そんな中、救出に来ましたーって言ってもそのバスがどこかで動けなくなる可能性も大。
電車の近くにバスを寄せることもできないので、歩いて移動することも危険。
大体バスに乗れたとしても、交通網は全て壊滅なのだから帰れる保証もない。
JRとしては苦渋の決断だったでしょうが、死者や怪我人が出なかったんだから、安全面では正しい判断だったとも言えるんじゃないですかね。
乗ってた側はたまったもんじゃなかったでしょうけど。
ちなみにテレビのニュースで「助けられたんじゃないのか?」と安易に発言してるコメンテーターに激怒してる新潟県民は多数いた模様。電車内にトイレがある事、電気は通っており暖房が持続する事が大きかったようですね。
また比較的小高く雪が積もりづらい上、雪以外の障害物が少ない線路に対し、人も車も自由に行き来できる道路で視界も路面も悪い状態でピストン輸送をする、という危険の方が大きいかと思います。
電線とは異なりガソリンは有限で給油も限られ、田舎の狭い道が雪でデコボコした上を不安定な大型バスで移動、というのは自殺行為かと。
その上頑張って400人を近くの駅に降ろしても泊まる場所などなく、「寒い、家まで帰れない、家まで送れ」の大合唱でしょうね。さらに頑張って優先順位をつけて送っても順番が気にくわない、不公平だと言われる。
善意で頑張ってなぜ恨まれなければいけない?
食料を配給する事が現実的な一手、そこにタクシー使っていたら負傷者なく解決できたのは最善だったのでは?
と代弁したものの、電車内に残された方の気持ちで考えれば「そこをなんとか…」という感じですよね。地元では
・何故あの悪天候で駅を出発したのか
・ヘルプ人員はもう少し早く要請出来なかったのか
という点は疑問符がついているが、立往生してからの対応については大方及第点の意見が多い。
あの大雪の中、むやみやたらと動くのはリスクが高まるだけだ。魚沼などの豪雪地区を除いたら、新潟と言えども豪雪対応は下手な所も多い。電車内で待機させたのは真っ当な判断だったと思う。
雪国人は耐えることには慣れている。ベストな方法は他にあったかも知れないが、そんなことはいちいち雪国人は求めない。自然に対して敬虔であるのだ。