マザーズとジャスダック統合検討…市場活性化
コメント
注目のコメント
【わかりにくい新興市場を統合】
マザーズとジャスダックの並存は、
日本のわかりにくい新興市場の象徴。
マザーズに会社を上場した経験からすると、
この二つは早く統合して市場をシンプルで
わかりやすいものにすべき。
まず東証1部への昇格基準が異なる。
マザーズから1部への変更は時価総額40億円、
ジャスダックは250億円、が昇格基準。
この基準の違いは謎。
マザーズが東証の中から生まれたのに対し
ジャスダックは独立市場を買収して傘下に入れた
という歴史的背景によるものと、理解している。
会社を上場する立場や、インバウンドの投資家の立場
からするとこうした違いはわかりにくい。
新興市場こそシンプルに組み立てるべき。
それから、上場廃止基準も明確にして、企業の
新陳代謝を促すべき。
一定期間後に本則市場に昇格しない企業は、
新しく始まる株式型クラウドファンディングなどに資金調達の
活路を求めたらよい。
株式型クラウドファンディングも、かつてのグリーンシートのようにならないように、市場としてのビジョンを早期に確立すべき。SPEEDAで各市場の企業数や主要数値の中央値を求めてみた。
【マザーズ】
企業数245社、売上高29.1億円、経常利益2.4億円、純資産16.5億円、時価総額107億円
【JASDAQスタンダード】
企業数706社、売上高97.5億円、経常利益4.6億円、純資産46.7億円、時価総額63億円
【JASDAQグロース】
企業数41社、売上高24.9億円、経常利益-0.5億円、純資産15.5億円、時価総額57億円
あと業種分類をざーっと見てみると、ネット系業種が含まれる大分類(SPEEDAの分類で広告・情報通信サービス)について、マザーズが245社中113社に対して、JASDAQスタンダードが706社中110社。なので、JASDAQのほうがそもそも業種としては広がりが大きい市場だし、マザーズは高成長産業が中心といった特徴がある。
記事末尾に上場基準が少し書かれているが、主な違いとしては下記(JASDAQについてはスタンダード市場)
①上場時見込み時価総額:マ10億円以上 > ジ5億円以上
②上場時見込み純資産額:マ特になし < ジ2億円以上
③利益または時価総額:マ特になし < ジ直近1年利益1億円以上もしくは時価総額50億円以上
③以外はJASDAQはグロース・スタンダード市場で共通で、③だけがスタンダード市場のみの条件。
http://www.jpx.co.jp/equities/listing/criteria/listing/02.htmlわはは。ICOの時代に周回遅れの議論しておるのー。必死こいてIPOして数億調達してどーすんの笑。誰かがIPOって童貞捨てるみたいなもんって言っててなるほどーって思ったよ。27歳でIPO童貞捨てててよかったわ。