自律走行車のために街を「再発明」すれば、道路は人に優しくなる──米国で動き始めた「新しい都市設計」
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素晴らしい.そうそう,私は,ほぼほぼこういう世の中の到来を予期しています.
EV,自動運転化されたクルマはモビリティの一手段として,鉄道,航空機,船舶,昇降機と融合が進む.街も変わる.さらに,交通の効率化によって,環境にやさしく,低炭素化,脱炭素化が実現される.自動車のEV化や自動運転を自動車だけの話で考えるから的外れな論調が多くなる.もっと大きなグランドデザインが必要.少し前の記事,
「自動車が社会でシェアする「公共財産」になる未来とは」
https://newspicks.com/news/2706189?ref=user_2112738
「自動車業界の重鎮が予測した「2050年に消えるもの」」
https://newspicks.com/news/2724267?ref=user_2112738
で示された通りである.ガソリンスタンド、運転免許証、信号機、自宅の駐車場が街から消える.自動運転車は交差点で止まらないとはこういうことです.トヨタなどの多くの自動車メーカーが提唱するCASE,「C,コネクテッド」「A,オートノマス(自動運転)」「S,シェアリング」「E,エレクトリック(電動化)」の行きつく先です.
記事のようにイメージを見せられるとワクワクしますね.こういうイメージをもっと発信していくべきだ.言葉では伝わらない.
「MaaS(Mobility as a Service)」という概念に近い.MaaSは2016年のITS世界会議でイギリスのCATAPULT社が提唱した概念.
https://ts.catapult.org.uk/intelligent-mobility/im-resources/maasreport/
ITを基に交通サービスを提供,ユーザーのモビリティへの満足度を上げる.インフラの最適化,渋滞の軽減,大気汚染の軽減など.
注目のコメント
ITの普及で逆にリアルなコミュニケーションが求められ、既に都心回帰と移動が活発になっています。さらに自動運転、ドローンやシェアエコは、人の動き方をより大きく変えます。新しい都市とネットワークの設計が個々のマシンやサービスの開発以上に大きなテーマになります。ワクワクします。
今後のモビリティを考える上で、都市計画は非常に重要です。
短期的には人が歩行するエリアと車道はきっちりアイソレートする必要があると考えてます。これは自律運転車事故を起こすかもしれないと言う恐怖の払拭と、自律運転車の責任分解点を明確にすることで製造者の負荷を減らし、少なくとも歩行者は保護すべきと言う観点です。
また、自律運転が正確に運行すべき要件は、人が運転する車とは必ずしも一致しません。標識を画像認識して運行する、などと言う不確定なものではなく無線タグを利用した交通規則の通知が求められるでしょう。何があっても間違いがないような仕組みでなければ、普及しません。
ただ、都市計画は非常に長い時間軸で考えて、整備されるものです。数十年の期間を要します。
そのあたりの舵取りが課題です。