ノムさん、伊藤智仁氏に25年ごしの謝罪「俺が邪魔したみたいだ。申し訳ない」
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特にヤクルトファンではなかったのですが、伊藤智仁は大好きな投手でした。あんな高速スライダーを投げるピッチャー、他にいないでしょう。
16三振を奪い、完封ペースだったジャイアンツ戦で味方の援護がなく、サヨナラホームランを打たれて呆然としていた表情、マウンドを降りた後にグローブを叩きつけて悔しがっていた姿、子ども心に大変強く印象に残っています。
素晴らしいピッチャーだったわりには怪我に悩まされ、出色した記録は残せなかった伊藤投手ですが、怪我の原因と誰もが目しているのが野村監督による酷使だけに、心中複雑なものがあったと思います。
5年ほど前、「怒り新党」という番組で伊藤智仁特集がありましたが、二軍落ちでの引退試合、往年の速球が完全に影も形もなく、力のないボールしか投げられず、そでもマウンドに立ち続けようとしていた姿は、涙なくしては見ることができませんでした。まだ物心が付いていない頃でしたが、様々な動画などでみると凄まじいスライダーだなと思います。
あのスピードで曲がるスライダーを投げるには、腕の振りすなわち肩への負担と、腕をひねる時の肘への負担はかなりのもの。長く活躍してほしかったと思う半面、あのスライダーを武器にして戦う以上は長期間の活躍は難しかったのかな、とも思います。