楽天、アマゾンに「敗北宣言」…ポイントをためる意味消失か
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注目のコメント
楽天のイメージは、巨大な商店街。
同じ商店街(モール)にブティックや八百屋が何件もあり、比較選択が面倒なイメージ。
買ったものをバラバラに持って帰らなきゃならない(配送の事)。
アマゾンのイメージは、巨大なスーパー。
商品を探すの(製品検索)が楽で、全部一緒に即持って帰れる(即、翌日配送。直販のケース)。
両方とも会員だけど、限られた選択肢のアマゾンについ行ってしまう。
最近は映画館(プライムビデオ)もドラッグストアや食品館も出来たしね。確かに伸びが鈍化してるという意味で苦戦はしてるのでしょうが、「敗北宣言」とは何を指すのかわからないし、サブタイトルの「ポイントをためる意味消失か」は全く本文の内容と対応してない。
大抵、この手のAmazonラブな記事は(NPでのコメントもそうですが)、なぜAmazonがあるなかで人々が楽天で3兆円も買い物しているのかに対する考察がないので説得力がなく見えます
to Cのビジネスは合理的な理屈だけで決まるものでもないのでなおさらです全体的に正しい指摘だと思いますが、何点か思ったこと(日本市場限定で)。
・Amazonと楽天の流通総額が同じぐらいでも、Amazonは直販とモールの比率が半々ぐらいなのに対して、楽天は直販はあまりなく、ほぼモールなので、出店企業にとってはまだ楽天が魅力的な状況が続くでしょう。
出店企業や商品数が今後も増えるのであれば、ポイントを貯める意味が消失するまではいかず、Amazonと使い分けされるECマーケットプレイスとして、今後も一定のシェアを維持するのではないかと思います。
・楽天はECの購買データだけでなく、Amazonにはまだあまりない決済データももっているので、今は活用できていない感はありますが、活用の仕方次第では、大きな事業をつくれるのではないかと思います。
広告事業は固いですし、投資家からもいい反応が得られそうですが、個人的にはレコメンドの改善(NPアカデミアの本等、他で買っているものをレコメンドから外すなど)と、信用事業への参入(中国みたいに無人コンビニ使えないとか、自転車レンタル使えないとか)をするといいんじゃないかなと思います。
敗北宣言と言われればそうかもしれませんが、会社の意義を再定義したり、新しい事業を始めるのは、どこの企業でも同じかなと。