この連載について
大きな時代の転換期が到来している。われわれの生活・社会はどう変わるのか?ビジネス・経済・政治はどう変わるのか?
人間・仕事、テクノロジー、経営、日本、世界。5つの未来を、日本と世界の賢者が予測する。
この連載の記事一覧

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私もNPプロピッカー報酬や寄稿した原稿料などは(放棄ではなく)所属する会社に上納してますので、個人的な感覚としては無償なのですが、それでモチベーションが下がるということは全くありません。
金銭的な報酬ではなく、皆さんからのフィードバック、世の中に向けて情報発信できているという実感、そして、私という人間がリアルともネットともつかないこの言論空間で「信頼」を獲得していくこと自体が、個人の市場価値で生き抜くべき将来に向けての「蓄積」のようなものだと考えています。
この感覚はチワワ時代の数年前から一貫していて、最近になってそれが開花してきたとも感じています。
印税放棄で良いから来年はNP booksさんから出版させてほしい(そのかわりたくさん売ってください笑)。
そのはざまをどうやって、どれだけの人が埋められるかで、資本主義がメインなのか、価値主義がメインなのかが変わる。
そのなかで、個人的には資本主義がメインで居続けると思う。なぜなら、評価されても食えない場合が多いから。どれだけの人がYoutuberやブロガーとして生活できるかを考えてみてほしい。その中でお金を払ってまで見たい人は少ないし、また参入する人が多ければ多いほど探すのも難しい(=注目が当たれば食える可能性があっても、注目を受ける確率論的には現実的には低い)。
その意味で、ファーストペンギンとなって飛び込んで、そのポジションを選択することは合理的。ただ、前に参入した人、今参入した人、今後参入した人、それぞれが同じ効果を得られるわけではない。
その価値感やプラットフォームが立ち上がるかは分からないが、そこでリスクを取った場合はより多くのリターンを得られるのは、VALUやビットコインでも同様だろう。一方で、同じようなリターンを得られると思って参入しても、そうではない可能性が十分あるのも留意点。
「食える状態」と「価値観」、人によって違う。ただ食えればいいのか(BIだけでいいのか)、それとも豊かな生活で初めて「食える」と認識する人もいる。また金銭的豊かさも依然として「価値観」の一つではあり続けるし、慣れているものだからかなり強い価値観だろう。
いいねの数やVALUも「見える」から価値観になるし、「ある」だけでは不満で「ほかの人よりほしい」となる人も少なくないのも現実。
自分にとって重要なものがどれなのか、どれくらいの水準なのか、考えて行動することが以前以上に求められているということに思う。
「共感」や個人のブランドが価値に変えやすい時代になったというのはまさにその通りで、それは通過とかとはあまり関係ない話のように感じます
ちなみにみんなが物質的な充足とかお金のため以外に頑張れる社会は素敵だろうと思いますし、個人としてそういう気持ちで仕事したいなとは思っています。
それはそうと、書籍をお金(法定通貨)に変えない、というのはとてもおもしろいですね。我々学者も直接には書いたものをお金に変えずに、論文の知見が広く知られることが嬉しいとか、(下世話ながら)有名になりたいとかで書きものをしていて、感覚的には馴染みがあります。
子供の頃は自分の行動が法定通貨に変わるかどうかなどは気にしなかった。あれがしたい、これがしたい。
その想いのままに行動を選択をする。
しかしいつしか人は法定通貨に捉われ、生きる目的は法定通貨を得るものだという錯覚に陥る。
ただ、既に多くの人が価値主義の世界に生きているとも思える。佐藤さんはそれを言語化する能力が桁外れに高いから、狐につままれたような気持ちになる。
さまざまな価値を仮想通貨で表現し、物々交換する時代が来るのかな?
で、僕はお金2.0買いましたよ。笑
新卒の時の仕事選びでも、給料だけでなくてやり甲斐とかいろんなことを考えていると思うので。
僕はパラレルな2つの世界ではなく、混ざり合った存在が沢山ある世界になると思ってます。
いい人を採用できるかどうかも、経済的なインセンティブと同じかそれ以上に影響力の増大や他の要素が影響する世の中になるでしょう。(というかなってきている)
BIがそれをさらに加速させるのは賛成ですね。
そうなれば貯金の価値も随分とさがる。
私のようなマイクロビジネスやNPO活動、地域活動系の人間にとってはいいことづくしです。