カジノ使い込みで服役。刑務所で見た世の中の不条理
2017/12/6
慎重で丁寧な取り調べ
──井川さんが逮捕されたのは2011年11月でした。カジノで負けた埋め合わせをするため、会社からお金を借りている間は、特別背任の容疑がかけられていることを知らなかったのですか。
井川 ええ。ただ、特捜が動いているのは知っていました。長い付き合いの地元の銀行から「捜査情報照会書が来ています。井川さんの口座と、ファミリーの資産管理会社の口座の出入金についての照会です」という情報が入ったからです。
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刑務所の図書館に本を納入している大手出版社が、在庫処分のごとくひどい本を入れているというエピソードは、「バレなきゃ何してもいい」という企業風土を表しているようです。
ちなみに本文には盛り込みませんでしたが、同じく民間企業が請け負っている食事の部分も、他の刑務所に比べて質が低かったそうです。
『100パーセント自分が持っている会社であれば、財布は一緒だと言わないまでもある程度は自由にお金を動かせますが、1パーセントでも本人以外の人が株を持っていたら、自由にはできないということでした。』
反面教師的に記事を読めば言いのだが、
やっぱりこの人、経営をやるべきではなかったと思う。
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