ことし最大IPO、「佐川急便」に3割高予想-黒猫離す飛脚の収益力
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注目のコメント
Mcapは1620円換算で5200億円で、ファイナンス額は1200億円程度なので、オファリングレシオは23%ですから、IPOファイナンスとしては適正なオファリングです。3割高というのも、IPOディスカウントが30%と考えれば、それがフェアバリューに戻るとの理解で良いかと思います。オーソドックスな良いディールです。
引用
SGHDの18年3月期の売上高計画は前期比7.5%増の1兆円、営業利益は17%増の580億円、営業利益率は5.8%の見通し。1株利益106.31円、配当32円を見込む。想定売り出し価格を基準にした予想PERは14.9倍、配当利回りは2%。佐川に限った話ではなくどの企業についてもなのだが、上場後すぐの価格より、保有者に長期的にリターンがでるように、収益力の強化と再投資・成長をしっかりやってほしい。
保有をしていてリターンが出たという経験の蓄積が、安定した株式投資の土壌を育む。資産形成にもつながるし、時価総額の成長は買収通貨としての価値も上げて、企業の成長・投資戦略にも活用できる。
重要なのは、長期的に資本コストを上回る超過収益を生み出し、成長するための競争力を強化していくこと。