ユニクロを脅かすアマゾンの"超個客主義" - 他社を突き放すビッグデータ経営
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注目のコメント
マッチングの範囲は出ていない。
一方で、ユニクロは自ら製品を作っている点が違う。
お客様の体験は、期待値を超える事により起こる。
即ち思っても見ない事をされると感動する訳で、
リスクをとって新たな製品を作る事は、避けている。
しかし、マッチングを徹底し、自分で作る事に
逃げないと言う考え方もある。
マッチングだけでここまでするのは、大した
ものだと思う。
しかし、製造業からすると、集めたデータを
新製品開発に使いたいものである。Amazonはどこまで進化するのか。個人的にはFacebook、Google、Appleより一番強いのはAmazonだと思っています。
Amazon cashは金融機関には驚異だし、ビックデータを利用したレコメンドはすべてのECサービスの驚異です。
日本の金融機関を始めとする企業はこの巨人にどう対するのか…以前「中の人」でした。
Amazonでは、ファッションの取扱いはかねてからありますが、日本ではプライシングの仕方が独特だったり(ありえない割引率、時期が決まったクリアランスイベントなど)、特に女性は試着してから「新品の」品を買う(店舗の在庫なければお取り寄せ)などの購買パターンがあり、ECへの取り込みは進んでいません。在庫管理も独自のノウハウが必要でコストもかかり、Amazonが参入するには高単価の商品でないと割りに合いません。
季節の「流行」も、業界がプロモーションするので、ビックデータ分析とは相容れません。自分の立場にあてはめても、AIのリコメンドで単価5000円以上のアウターを買いますか? って話ですね。
一方、アンダーウェアなど日用品については、ECを使う層と購買のメジャー層が乖離しており、Amazon PBを作るメリットがない。単価を抑えざるをえないので利幅もうすい。ユニクロのように、アウターとあわせ買いをしてもらわないと採算がとれません。
顧客第一主義でも利益が見込めないと参入はありません。当たり前ですが。