ソフトバンク傘下のSprintとT-Mobileの経営統合は交渉決裂
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WSJによると、孫さんは10月頃からやはりスプリントのコントロール権を失いたくない事に気付いたと。そしてスプリントの株を更に買い増す方針でもあると言及しています。なんとも孫さんらしいですね。ここからどのように成長させて行くのか楽しみです。
https://www.wsj.com/articles/sprint-and-t-mobile-calling-off-merger-1509818355
追記: 今しがた出たWSJのInside Storyも面白い。孫さんがワイヤレスネットワークはIoT時代の中心になるもので、そのコントロール権はやはり失うべきでないと考え直した事、そしてT-mobole陣営が東京まで行き譲歩案を出し、孫さんの説得を試みるも叶わなかった事などが記載されています。
https://www.wsj.com/articles/the-inside-story-of-how-the-sprint-and-t-mobile-deal-collapsed-again-1509838624スプリントとTモバイルUSの統合交渉が打ち切りになったと、2社が発表しました。
https://newsroom.t-mobile.com/news-and-blogs/t-mobile-sprint-discussion.htm
http://newsroom.sprint.com/tmobile-and-sprint-end-merger-discussions.htm
これでスプリントは強豪と統合し寡占化を進めるという一番わかりやすい選択を断念することになります。興味深いのはスプリントのコメントのこの部分:
"As convergence in the connectivity marketplace continues, we believe significant opportunities exist to establish strong partnerships across multiple industries. "
CATV大手との統合の可能性もありますが、様々な企業と業務資本提携を模索するのかもしれません。月曜に予定されるソフトバンクグループ(9984)の決算発表の席で孫さんの発言が多いに注目されそうです。