村田製、ソニーの工場取得 スマホ高機能部品を増産
日本経済新聞
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注目のコメント
日本の希望の星となっているのは今、村田製作所をはじめとするデバイスメーカーや素形材関連企業です。
逆に不祥事が多く問題児化しているのは、同じ製造業セクターでも、最終製品を手掛ける日産、神鋼、東芝などである事は偶然とは思いません。
長らくチャイナシフトやらドットコムやらの影で不人気化していたきらいがあった日本のデバイス産業は、このところのIoTやデジタルトランスフォーメイション機運に乗って、いま日本で最もグローバルに活躍している産業分野です。樹脂多層基板は村田がメトロサークと呼んでいる。
高密度かつ多層基板を実現しており、LCP(液晶ポリマー)を使うことで低誘電を実現、高周波でも低ロス、高速伝送にも対応する。また複雑な二次元、三次元形状にも対応出来る。iPhoneにも既に一部搭載されていると言われている。
FPCと比較して温度変化や水分に対しても強い。接着剤レスで最大20層まで多層化できる上に非常に薄い。FPCとは大きく異なる。
富山村田製作所などで量産していると言われる。2016年11月には液晶材料を手がけるプライマテックを買収したりもしてる。
ソニーが過去に製造していたのは高密度多層基板。
技術の方向性は似て非なるが、製造プロセスの一部は流用できるということだろうか。
それにしても、村田は電池のみならず基板工場用地も買うのねえ。私は大変良い事だと思う。
過去の日本だとこう言う事は下手すると
批判されたり、躊躇された。
村田も、ソニーも事業はとても好調である。
その時に事業に合わせた、譲渡をする事
こそ今後の成長に大きなプラスである。
素晴らしいと思う。
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