【未来予測】半導体でも「アマゾン」が制する、これだけの必然

2017/10/15
IoT、AI時代の到来で、再び沸騰している半導体業界。グーグル、アップルも本格的にプロセッサの自社開発に踏み切る中、その「覇権」を握るのは誰なのか?また、日本企業がその強みを発揮できる場面はあるのか。テクノロジーアナリストの泉田良輔氏に、その「未来予測」を聴いた。
「半導体業界」を見てもわからない
──今、AI時代が到来し、半導体が熱を帯びていますが、この業界を占うにあたって重要なポイントはなんでしょうか。
半導体産業を分析するにあたって難しいところは、「半導体業界」だけを見ても分からないことです。
私もかつて、半導体のアナリストをしていましたが、その際には、常に「半導体のアプリケーションがどこにあるのか」を分析することが最も重要なことでした。日本人は技術の話が好きだから、どうしても微細化や新型メモリの話になりがちですが、半導体ビジネスとしては、「どのような使われ方をするのか」というアプリの議論が重要です。
というのは、半導体業界というのはその大部分の多くは常に「受動的」な立場なので。半導体だけを見ていたら、大事なことを見逃すんですよ。