テスラ、自動運転車向けAI用半導体でAMDと提携=CNBC
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注目のコメント
まだ報道ベースだが気になる動き。Teslaに関係する自動運転関連半導体、またAMDのAI関連チップは過去色々あったので、時系列にそって解説。
各社が自動運転やらAIやらで将来を模索する中で、至るところで握手しながらあわよくば蹴りあう(すでに蹴りあっている!?)状況が発生してそう。
元々は、現在はIntelに買収されたMobileyeと親密だった。ただ昨年の事故の際にMobileyeからサプライヤー契約を切られた。これは下記でもコメントしたが、サプライヤーから切るというのは結構な事態で、当時の記事からはMobileyeはTeslaの使い方からリスクを感じてこういう判断に至ったのだと考えられる。
https://newspicks.com/news/1706175
その後、TeslaはnVidiaのチップを採用して、今後の技術開発を行っている。ファンドリー(半導体の設計ではなく実際の生産を受託して行う企業)はTSMCで、本記事で上がっているGlobal Foundriesの競合(というかTSMCが圧倒的一位の業界でSamsungも注力中)。
https://newspicks.com/news/1875527
一方、nVidiaが自動運転・AI関連チップの本命ポジションを築いている中で、AMDの動きも見逃せない。
まず、昨年末にはGoogleと提携。これに使われるのはAMDが過去に買収したATI(Radeon)というグラフィックチップの系列で、nVidiaが元々グラフィックに端を発していることと重なる。
https://newspicks.com/news/1898102
あとは、昨年末にAMDとIntelという00年前後は完全なライバル関係にあった企業同士のグラフィックチップ周りでのライセンス契約も噂されていたのは気になる。
https://newspicks.com/news/1942858
なおnVidiaについては、下記のNP編集部記事もオススメ
https://newspicks.com/news/2455708関係ないけどふと。NPって、政治的には保守な人が多いけど、ビジネス的には新しいもの好きな人が多いのね。日本とアメリカでは保守とリベラルの線引きが違うんだろうな。アメリカの保守ってとかくシリコンバレーを目の敵にする感じが。