「中国崩壊論」の崩壊。外れ続ける「5つの予想」
NewsPicks編集部
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新特集「中国崩壊論」の崩壊、をスタートさせます。実は半年前から「やるやる」と企画を出していた話だったのですが、なかなか忙しさにかまけて着手できず、10月18日に党大会が開かれるというこのタイミングでやらなければ永久に実現しないと決心して、準備を進めました。中国とどう向き合うか。これは日本にとっても世界にとっても21世紀最大の課題です。我々の隣に大きく台頭する国が現れたことは、喜びでもあり、悩みでもあり、しかも中国の異質性という問題も関わって、日本人は大変複雑な心理を抱えてしまいました。中国の成長をひたすら素晴らしいとほめちぎる必要はありませんが、崩壊するなんて願望にすがりつづけてもいいことはありません。「崩壊論」はもうやめようと、というのがこの特集のメッセージです。シンガポールの川端記者にも「外」からみた中国を書いていただきます。
本日から新特集、「中国崩壊論」の崩壊がスタートします。野嶋記者をメインに、私は中国の「外」の部分を担当しました。
具体的には、スリランカ現地取材ルポ、中国経済の拡大をデータをつかってスライド形式で分析、そして、国際政治経済研究者のファー・キンベン氏の寄稿の編集・翻訳、プロピッカーでアジアのスタートアップに詳しいベンチャーキャピタリストの蛯原さんへの取材(予定)を担当しました。
崩壊する、崩壊すると言われてきた中国、現実はまったくそうなっていません。崩壊論の系譜をたどるとともに、中国経済の変化について特集します。本日より一週間、よろしくお願いします。
ちなみに、中国の勉強を始めました。少しでも、やるとやらないとでは、見えてくる世界の広さと深さが違って来ることを実感しています。