ワタミがひそかにステーキ店を開発したワケ
東洋経済オンライン
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昨日のSPEEDA総研のコンビニの記事の中のグラフでひときわ目を引いたのがワタミの復調。この記事によれば12カ月連続で前年同月超え、2017年度通期では営業黒字になる見通しとのこと。
主題であるステーキ、ハンバーグの業態についてはまだまだ数店舗のようなのであまり論じる段階にないですが、やはり好調ブロンコビリーを意識したものとのこと。こういう「流行り」を取り入れて業態開発してパワープレーで展開する、というのは、明らかにパクリのモンテローザほどではないがどこもやること。
ブロンコビリーは都心にはないですが、首都圏でもドーナツ状に展開してきていて、俵型(というには長いが)のがんこハンバーグは結構肉々しくしっかりした味。客単価2500円、利益率16%という外食離れした収益力で注目されます。個人的には神奈川県民が大好きなハングリータイガーと同じ路線で気持ち安い、という位置づけです総合型居酒屋の脱却を目指すワタミは、何気に外食事業部だけで10以上のブランドが存在します。業態転換で好調なミライザカや鳥メロ始め、今回の業態も明らかなモデル企業がいるのが、外食らしいですね。
客単価としては居酒屋ではなくファミレス・ステーキハウス領域。
肉が流行っている=需要拡大しているところを取るところで終わるのか、そうではない模倣しにくい経済性を何らかの方法で獲得することを企図しているのかが一番知りたいところ。有機野菜の内製化は一つのポイントなのかもしれないが、肉がメインの業態ではある。