【北朝鮮核実験】爆発規模70キロトン以上の可能性 小野寺五典防衛相が上方修正「そうなれば破壊力さらに大」
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この数字は付近の地殻と爆心の深さにも関係しますが、基本的には観測されたどの数字を信じるかによります。
過去の観測例から考えると、気象庁発表のM5.6で70〜100キロトン、アメリカ発表のM6.1で390〜500キロトン、もし中国のM6.3という数字を信じるなら770キロトン以上というのが多くの専門家の推定のようです。
日本の防衛省なので、気象庁の数字を使っている訳ですが、他の観測値を前提とすると、全く結果は変わってしまいます。
又通常水爆は、3Fと呼ばれる三回の爆発を一度に起こすことで最大出力を出しますが、実験のために貴重な核燃料を最大出力で使うことや、(核融合反応が確認できればそれでいいので、必ずしも最大出力にする必要がない)付近への影響を考えて三段目に鉛を入れるなどして敢えて威力を落とすことなども行われています。
又もう1つの可能性として、高高度電磁パルス攻撃を睨んで、出力を犠牲にして中性子放出量を増した中性子爆弾という可能性もなくはありません。
いずれにせよ元々70キロトンという当初の数字は最低の数字と言われてきたので、今回の爆発規模はそれ以上に修正するというのは妥当なところだと思います。
なお広島に投下された原爆の爆発力は15キロトンですから、最低の70キロトンでも致命的な破壊力であることには何らの変わりはありません。70キロトンというのは水爆としてはちょっと中途半端な感じもするので、実際はもう少し大きかったんでしょうか。
とはいえ韓国国防省も50キロトンだと言っているので、やはり100キロトンは越えない感じか。
となると本当に水爆だったのか、ブースト原爆か何かだったのか、ちょっと注意が必要になりますね。