ハリウッド最新「セガvs任天堂」原作者が明かす、ニンテンドーの秘密主義
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スイッチの初速記録は任天堂のアメリカでの歴史上最速ペースのようです。
特集最終回の本日は、そんなアメリカでのスイッチやマリオラン、そして任天堂の行方について、ハリウッド映画化がきまった「任天堂vsセガ」の著者にお伺いしました。なるほどアメリカではこう見られているのか、というのは納得感もあり、ときに意外感も。
そして、特集を最後までお読みくださいました皆様、ありがとうございました!出来の良いソフトでハードの失敗をカバーしているとあるが、Wii Uでは不振のまま終わり挽回出来なかった。ソフトの良し悪しの前に、任天堂以外のソフトが圧倒的に少ない。初速は良くても、ハードの販売台数を継続して増やすには、やはりサードパーティのソフトの充実が最重要課題だと思います。任天堂のソフトがいくら良かろうが、それだけでは失速してしまう。
『Wii Uのゲームタイトル一覧 - Wikipedia』
https://goo.gl/b9ZM3r
初代iPhoneは既存技術の寄せ集め。iPhone 7、androidスマートフォンもゲーム用ハード視点では、そう大した進化はしていない。今ヒット中のスマートフォンゲームも最先端の技術は必要ないゲームばかり。枯れた技術の水平思考の考えでいくなら、スマートフォンはハードの販売台数桁違いに多く、任天堂がゲームを配信するハードとして基準を満たしている。任天堂が参入しない理由を最新技術を追わないからと結論付けていますが、スマートフォンに関しては当てはまらないと思います。寧ろ積極的に関与すべきハードだった。androidがポンコツであり、任天堂が配信するのに適さないとしても、AppleのiPhoneは一定以上の品質を確保しており、毎年2億台前後の販売台数に達している。
任天堂がスマートフォンのゲームへ本腰を入れないのは、プラットフォーマーであるGoogleとAppleへの手数料もネックとなっているのではないか。更に任天堂自身がコントロール出来ないプラットフォームであり、ゲームに制限が掛けられる恐れもある。そういう点ではGoogleもAppleも信頼には値しない。任天堂がフルプライスの買い切りゲームを配信するには、独自プラットフォームが前提にあると思う。スクウェア・エニックスはandroidでは『SQUARE ENIX MARKET』よりGoogle Play Storeを経由せず、独自にゲームを配信しています。iOSは勝手アプリを許可していないが、Yahoo!ゲームプラスの様なWeb経由によるHTML 5ゲーム、ストリーミングゲームの配信は出来る。任天堂が独自配信でゲームの品質を担保出来た時は、スマートフォンが自社ゲーム機と並ぶプラットフォームとなって、フルプライスのゲームが配信されるかもしれません。個人的にはそうなって欲しいと思う。「支配的」という言葉が印象的。ファブレスだし、サードパーティのソフトもあるが、ファミコン時代の流通構造含めて、Appleと同じように支配的だろう。
それゆえにクオリティコントロールもできるメリットもあるし、一方でそれを嫌って敵をつくる→競合を育てるインセンティブが生まれるというデメリットもある。
そういえば、MSはXboxでゲームに進出した。一方でGoogleは自社ではゲームやゲームプラットフォームに進出していない。ゲームは情報技術という領域でかなり大きい事業領域だが、情報整理というドメインから外れるからだろうか。