【証言】ソニーも外資金融も辞退。異端児が見つけた「超高収益企業」
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トヨタ、日産、ホンダから三菱重工まで。世界にほこる日本のものづくりの生産現場に、こんな「ミステリアス」で面白い、超高収益のイスラエル企業が入り込んでいたことを恥ずかしながら私は知りませんでした。だからMUJINの滝野さんからその内情を聞いた時に、その面白さに、衝撃を受けました。
まさにイスラエルを象徴するような、「最強の黒子企業」ですが、その名が世界に知れ渡ったのは2006年のこと。世界でもっとも有名な投資家である米国のウォーレン・バフェットが、生まれて初めて、海外企業を買収したのが、このイスカルです。
買収額は4800億円。大富豪が「大人買い」したこのイスラエル企業の内幕が語られた記事を、わたしはまだ、一度も読んだことはありません。貴著な証言インタビューをぜひご一読ください。
ユダヤ人という文脈より、バフェットという文脈でぜひ読んでいただきたい記事!特に就活生の方々!
就職ランキングを見ていると、自分が「いい会社だなぁ」と思うような企業が出ておらず、有名企業ばかり。しょうがないといえばしょうがないのだが、昔に比べたら有報をEDINETで見たり、色々な記事やツールを使って財務指標でスクリーニングをしやすくなっている。BtoBで競争力がある会社に入ることは、人生の意思決定として結構いいことだと思う。記事ではリンテックが挙げられているが、日東電工なんかも、超優良米国企業の3Mから調べていくと出てくる企業かもしれない。
業界紙を見まくったという記述もある。就職も投資も、パブリックな情報からわかることというのは結構ある。むしろそれをしっかり理解することのほうが重要だと、個人的には思っている。なるほど、と頷かせられる記事。
キーエンスが営業利益率53%を叩き出せているのも記事にあるイスカルと同じ原理で、要は「製品が高い・安い」ではなく、「この製品をどういう風にどこに使えば全体でいくら儲かるのか?」という証明作業が非常に上手であるから。
あるキーエンスの社員に「僕らは製品を売っているのではなく、アイデアを売っている」と言われたことを思い出しました。
欲しい、欲しくない、という顧客の先入観にとらわれることなく、本質的にどんな価値を提供できるのか。
これを突き詰められる営業部隊を多数抱えているからこその営業利益率50%超え。