五輪・新国立競技場の工事で時間外労働212時間 新卒23歳が失踪、過労自殺
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自分も娘がいるので、娘に置き換えて考えたらとても胸が痛みます。職場に必要なのは働き方改革なんかじゃなくて、そういった親心みたいなものじゃないでしょうか。社員を自分の子供や家族のように考えられれば、こんな無茶させないですよね。
注目のコメント
日本人は本当に「現場で何とかする」のが得意だなと思います。これにはボトムアップ型のPDCAを回すことなど、メリットも多い。
その一方現場で何とかできてしまうと、重要な管理職業務であるリソースの適正配分ができているかが可視化されないことも。
過労自殺事件の報道を見ると、「現場で何とかする」の弊害部分の改善が必要だと感じます。
今回の遺族側の弁護人は過去2回の電通事件の時と同じく川下弁護士。建設現場にも労務管理の概念が浸透することを期待したいと思います。着工の遅れや計画変更があっても、工期が延長されるとは限りません。
その場合、しわ寄せは現場に来ます。
影響も元請よりも一次、一次よりも二次下請けへ…
無計画な意思決定のツケ。
五輪関連施設や環状2号でも、業界関係者は長時間労働を危惧しています。
それでもやり遂げてしまう現場は、優秀なのか、狂っているのか…
自戒を込めて。
ご冥福をお祈りいたします。
追記
「地盤改良工事に従事」と記事内にあるので、下請け会社の現場代理人ではと考えましたが、小橋さんが書かれている通り元請の可能性も確かに。
発注者を含めた構造的な問題と言う点では、完全同意です。
y maruさん、ありがとうございます。
追記
コメント読んで驚きましたが、これは新「国立」競技場。
東京都のプロジェクトではありません。
運営主体と所有権を持つのは、文部科学省所管の独立行政法人:日本スポーツ振興センターです。働き方改革において、建設業は5年間の規制猶予期間が設けられています。
記事を見る限り管理業務がメインのようですので、下請けではなく元請であるゼネコン企業でしょうか。
そしてこれは推測ですが、表向きの勤怠管理は80時間以内に抑えるようパソコン電源をオフにさせ、それ以降は裏に隠し持っているパソコンを使うなどの手段を講じていたのかもしれません。
万が一それが事実だったとしても、そんなものはちょっと調査すれば一発でバレる浅はかな対症療法です。
ただかといってこれは建設会社だけを責めるべき問題ではなく、発注者も含めた構造的な問題です。
日建連を中心に現在対策が進められています。
何のための五輪でしょうか?
何のための経済成長でしょうか?
そんな虚構のために人という実体の命がたくさん奪われていますが、一体我々はどうなりたいのでしょうか?
働くことで人の命がなくなるようなことはあってはならない。
追記
y maruさん
恐らくJVサブのゼネコンではないでしょうか?