米ウーバー、ソフトバンクなどに一部株式の売却検討
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注目のコメント
Benchmarkがキャッシュアウトしたがっている、ということですね。
シリコンバレーのVC業界では「セクハラ疑獄」が広がって、あちこちで辞任・解任が相次いでいます。「セクハラ関連株」から距離をおきたい、という心理もあるのかな、という憶測もしてみました。
日本では全く報道されておらず、私の英語記事のピックも全く注目されていませんが、当地では大騒ぎです。史上空前の未上場による資金調達の結末はどうなるんだろう。とてもじゃないが、直近のバリエーションで買う人はいないでしょうが、それならいくらで？仮にソフトバンクが買うにしても株価はどうやって決めるのか。貴重な事例になりますね。
大部分は記事及び平山さんのコメント・リンク記事でカバーされているので、Crunchbaseを見てみる。
先日のカラニックCEO解任を主導し、Series Aでの投資家であるBenchmarkは2011年に1100万ドル投資し、バリュエーションは当時6000万ドル、つまりその当時で20％の比率。その後はバリュエーションは2014年末のSeries E時点で400億ドルにまで拡大している。なお、Series Dまでは大体毎回バリュエーションに対して10％くらいの投資比率。その後はバリュエーションが極めて高いからか、おそらく一桁前半％だろう。
なお、英語記事に言及あるが、ビジョンファンドにも投資しているサウジPIFが2016年にSeries Gで投資しており、その際の投資金額は35億ドル。
https://www.crunchbase.com/organization/uber#/entity
にしても、ソフトバンクはDidiやらバフェットとのSprintなど、今週末色々なところで動きが伺える。本件はソフトバンクに意向がどこまであるのかは分からないが、全くない状態であれば、こういう話もでてこないだろう。
ただ、英語記事を見ると、会社に近い関係者はソフトバンクがUberに投資するプランはない、という言及もある。既にGrabやDidiへの投資もあり、またアローラ氏のCEOの可能性なども考えると、バランスが難しい印象。
