利益重視へ構造改革待ったなし。「勝負は3-4年」(リコー社長)
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注目のコメント
就任直後の中期経営計画の発表が下記スライド。スライド7が自社認識として強烈なメッセージで、このままの形態で事業継続をすれば、営業赤字になるというところから始まっている。
https://jp.ricoh.com/IR/events/2017/pdf/h29_keiei.pdf3、4年では遅い気がします。印刷スピードや色合いなどの事務機のクオリティを上げたところで、既にユーザーの興味はそこにはないので、一番川下の販売とアフターサービスに注力するというのは、新興国対応含めて正しいと思います。
一方で先進国では紙ベースの需要が減少していく中で、開発のオープンイノベーションを行うべきだし、印刷技術のより工業利用化、新規事業への展開が待ったなしですね。
引用
―改革の進捗(しんちょく)状況は。
「米国では採算性の悪い直売の地域を選び、稼働している当社製品のアフタービジネスなどの権利を有力ディーラーに預けた。(顧客が)遠方なため、当社から頻繁に訪問できなかった。選んだディーラーには、ソリューション販売などを優先的に支援する。米国で人員を削減したが、半分近くはディーラーに再就職した。顧客へのサービスが手厚くなり、ディーラーは当社製品をもっと売ってくれる。ちゃんと価値を提供できる会社であれば、シェアは戻る」