【産業医・大室正志】40歳は人生100年時代の元服だ
NewsPicks編集部
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アップありがとうございました。39歳の大室です。
思い起こしてみると、幼少期の頃は大晦日と元旦の線引きは今よりハッキリしていた気がします。
最近では31日の18時位までデパートはあいてるし、元旦からは初売り。一家で紅白を観る機会も減りましたし、うっかりしてると、当日になり「あぁ今日大晦日だったなぁ」と気づいた位の感覚で過ごしてしまいます。
みんな違ってみんないい時代。「節目」は曖昧になっていくのかもしれません。
そんな時代にあえてオトナと子供の境界線を引くとするならば、それは40歳ではないか。
そんな話を書きました。先週末、サッカー中に派手に転倒して靭帯損傷中の34の私。何も言えない。
子曰く「四十にして惑わず」だそうですが、周囲を見渡してみて、40を過ぎて惑っていない大人なんて見た試しがありません。たいてい誰も彼もジタバタ、あたふたしてるもんです。私の周りだけでしょうか?
本稿の「40歳成人説」にしても、40を目前に控えた大室先生の焦りに発する「モラトリアムのおかわり」宣言であり、10年後には「50歳成人説」を声高に叫んでいることと予測します。大室先生は、以前から、思春期が延び、30歳どころか今は40歳くらいが「大人」になる時期なのではないか、というようなことを仰っていました。
だったら是非、それを原稿に…と今回の寄稿をお願いしたのですが、これが期待以上の面白さでした。
大人になるということと「諦め」の関係。そして現在、大人になるためのイニシエーションとは?