新着Pick
161Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
「今こそ立ち上がれ」とタイトルにありますが、昔、立ち上がった若手官僚*の提言には、統合的な戦略策定の実現や、省益中心主義打破のための内閣による各省人事の一元化、などが盛り込まれていました。それらは、今、実現されています。方向性は正しかったのだと思います。

違う観点を2つ挙げます。ひとつは、多極の権力構造。日本では江戸時代です。政治は江戸、文化は京都、経済は諸大名。多極構造が安定を生むとうい論説があります。

政治の中で、政と官の緊張関係 - 根性で「NO」と言えとか、言えなければ面従腹背、などとやっていては変化の早い中でマイナスが大きくなるでしょう。

もう一つはリーダー像です。昨年から『応仁の乱』という書籍が話題になっていますが、強いリーダーが変革する、というのは本当にそうなのか。後付けや記憶の中の都合のよい解釈ではないのか。社会というのは複雑で、複雑なものは複雑に変わるのではないか。こういった課題意識の中から、コレクティブ・インパクトという方法論も生まれています。

関連することをブログにまとめています。ご参考まで。
http://kozatori7.hatenablog.com/?page=1498059412

*2003年に霞ヶ関の若手官僚が立ち上げた「プロジェクトK」
指摘されている「3つの欠点」は、まさにその通りです。こういう部分とは僕も長いこと戦ってきました。一方で世間の「官僚=悪」という決めつけでどれだけの優秀な官僚がやる気を失っているか、そして官邸主導の人事等によって官僚が「忖度」せざるを得ない環境を作り出すばかりでいいのか、そろそろ考えるべき時期です。「物言えば唇寒し」の雰囲気が自民党内にも官僚にも広がれば、独裁政治になる。昨日も大学の同期会で退官間近の官僚の同級生たちと話しましたが、一種の諦観の中、昔と違って表立っての就職斡旋も禁じられて、再就職活動に四苦八苦しており、これからの生活をどうしようかという危機感を抱いていました。あれだけ有能で国家のために働いた人材をないがしろにしていいはずがない。

もっとも、根本的な解決策は日本全体で終身雇用・年功序列という雇用慣行をやめて、政・官・財の間で回転ドアシステムを確立することに尽きると思っています。
官僚の力を弱めようとした歴代の首相たち。弱まった結果、リスクをとった官僚たちが表舞台に現れはじめました。ソーシャルの力がやはり大きいですね。
僕はこの方向はいいと思います。皮肉ですが、政治家のだらしなさが目立つようになってしまいましたね。TOKYO2020以降の断崖絶壁感をもう一度浮上させるためには内輪で争っている場合ではありません。
やはり田原さんの実体験に裏打ちされた政治・官僚観は非常に面白いです。
これも一つの解釈、ということだが非常に説得力があり勉強になる。安部一強となっている背景としての、官僚、政治家の弱体化と、その危うさもとても納得的。権力は腐敗する。
党の中でも外でも、政と官でも、対立勢力があってはじめて緊張感が出る。
その意味では小池一派が台頭してきたことは国政にも良い影響を与えそうな気がします
私も公的部門にいた時に感じたことですが、公的部門を闇雲に批判することが潜在的な優秀な志望層を減らすことに繋がっている側面は間違いなくあると思います。元々待遇面では民間企業に劣後する以上、社会的な雰囲気まで公的部門を圧迫しようとするものになると、さすがに人間ですので士気に影響してしまいます。
経済界でも「リーダー不足」「経営者人材不足」ばかり叫ばれます。官僚や政治家だけがだらしなくなったわけではなく、日本全体のほぼあらゆるセクターの人材が劣化している気がします。
官僚の世界を深く知る田原さん。ぼくも官僚になるころ田原さんの著書で官僚論を勉強しました。政治構造が変わり、官僚の構造も変化しています。政財官とジャーナリズムのいい関係を再構築するため、田原さんの知見を今こそ期待します。
トップダウンでアジェンダ設定できなければ、ボトムアップにアジェンダ設定を委ね、そして、スケジュール設定も委ね、最後はコンテンツも委ねることになる。トップダウンとボトムアップは健全な牽制関係が必要。だからこそ、政治主導か官僚主導か、と言ってしまうと誤る。
「官」が優位だった状況から省庁再編や内閣人事局の設置を経て、政治主導の「器」が整ったという指摘は田原さんの言う通り。ただ、政権が誰しも田中角栄や小泉、安倍のように官僚の使い方がうまいとは限らない。そうでなければ、また「官」が盛り返すのでは。このような政官の緊張関係が健全とも言えますが。
この連載について
日本の政治・経済を支配してきた「官僚」たちに異変が起きている。長らく続く日本の停滞、また官邸主導の統治体制の中で、「忖度」ばかりが目立つようになった。今、日本のプレゼンスが世界的に下がる中で、国家の中枢を担う官僚たちは何を思うのか。新たな「国家像」に賭ける、特に若い官僚たちの新たな動きを追った。