じぶん銀行、将来の為替相場変動を予測するツール「AI外貨予測」を提供
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これを生業としていて、四六時中、為替のことを考えている人間から言わせて頂くと、為替が取り込むべき変数は無限にあるのでほぼ確実に外すと思います(むろん、これが相応の精度を持ってくると私は困るという自己弁護込みではありますが・・・)。
僭越ながら私が為替相場に関して、1つ申し上げることがあるとすれば、結局、実質実効為替相場や購買力平価(PPP)に照らし、明らかに行き過ぎているというポイントは数年に1度、何らかの通貨で必ずやってくるということです。直近では2014~15年の円相場がそうでしたし、ここ1~2年のドル相場にも同じような臭いを感じます。今日や明日、1か月後の為替相場の予想となると非常に確度は落ちてしまいますが、長期に関して高い確度をもって言えることは相応にある、と私は思っております(長期的には皆死んでいる、という突っ込みはさておき、です)。少なくとも教科書に書いてある理屈を鼻から馬鹿にして取り合いもしないという分析姿勢は私はあまり好きではありません。
いずれにせよ、何を軸に予想を形成し、資産形成するかは投資家の方々の裁量ゆえ、この記事のような話も流行ってくる中で何らかの為替の法則性が浮かび上がってくるならばこんなに面白いことは無いと思います。AI提供元FintechベンチャーのAlpaca社は、MUFGアクセラレータプログラム第1期の企業ですね。技術的にもイケてる会社ですし、じぶん銀行はUI上手で洗練されてる所感です。
じぶん銀行新社長の柏木さんは、MUFGのFintech主管部であるデジタルイノベーション推進部(現デジタル企画部)出身であり、今後もスマホ活かした先端事案が沢山出て来ると期待してます。
http://www.bk.mufg.jp/innovation/accelerator/past.html「AIを活用した外貨預金サポートツールの提供は邦銀初」とのこと。じぶん銀行さんは、新しい取り組みにいろいろチャレンジされているんですね。